オステオパシー整体の施術例を実例と共にご紹介していきます。
一般的な症例ごとに
オステオパシー整体ではどのように対応するのかをご紹介していきます。
捻挫
- スポーツをやっていての足首の捻挫
- 犬の散歩中に足首の捻挫
足首を捻挫するとその部分だけの歪みだけでは収まりません。
足首が捻挫した瞬間、膝もねじれ、股関節が歪み、骨盤が歪み、腰が歪み、それらに関わる筋肉や靭帯も緊張します。
それらの歪みを長い間放置すると、今度は背骨や首や頭の歪みを作り、それらに関わる筋肉が緊張していきます。
当店では足首、膝、股関節、骨盤、腰、背骨、首、頭蓋骨までの検査をし問題のある部分を施術していきます。
足首の捻挫は、捻挫したときに足の指を骨折してしまった学生さんもたくさんいますのでお気をつけてください。
腰痛
腰の痛みについては腰痛とひとことでまとめられてしまいますが、痛みの起こり方は人によって違います。
まずは、痛みの原因を探すことからスタートします。
腰の痛みが今あるという方、どんなときに痛みますか?
- 椅子から立ち上がるときに腰に痛む
- 長い時間座っていると痛みが出てくる
- 重いものを持つと痛む
- ぎっくり腰の経験がある
- 育児中に痛むことがある
- スポーツ中に痛みがでた
実は、このような症状が出ている方でも
- 骨盤や腰の関節に歪みが出ている
- 下肢(脚)や腰の筋肉に張りが強くなっている
- 過去の足首の捻挫をしている
など、原因となっている可能性は人それぞれです。
当店では、足首、股関節、骨盤、腰の関節、筋肉の張りなどを検査して、問題のある部分を施術していきます。
妊娠と育児疲れ
子宮は骨盤の中にあり、その前後は骨盤と繋がっています。
妊娠して胎児が大きくなると子宮も大きくなるので骨盤に影響が出たり、腰への負担が増えたりします。
母体に負担のかからない施術で、骨盤や腰の歪みを矯正し、周りの筋肉をほぐしたりします。
当店では出産予定日を越えた妊婦さんまで施術したことがあります。
さて、出産された後ですが今度は別の問題も…。
育児が始まると赤ちゃんにかかりきりになって身体に大きな負担をかけてしまってる方が多いです。
分かりやすいところでは、夜泣きの影響で睡眠不足になったりしています。
そうすると、骨盤や腰や背骨の歪みや筋肉の緊張が強くなり、身体がしんどくなります。
疲れが溜まると精神的に余裕が無くなるので、育児ノイローゼになってしまう方もいらっしゃいます。
そこで当店では、筋肉をほぐして、歪みを施術してバランスを良くして、血流が良くなるようにし、脳脊髄の働きが正常になるようにし、肉体的、精神的ストレスを緩和していきます。
予防としては、日頃から短時間で良いので自宅でマッサージやストレッチをされると良いですよ。
肩こり
下の項目に当てはまるかどうかまずはチェックしてみてください。
- パソコンの仕事が多い。
- 字を書く仕事である。
- ゲームやスマホをたくさんやっている。
- 座り仕事である。
- 車の運転が多い。
ほとんどの方が当てはまるのではないでしょうか?
肩こりまたはその予備軍だと思われます。
私は肩こりじゃないと言われる方の肩を触ると、カチカチに固まっている方も多かったです。
では、何故肩こりが多いのでしょうか?
色々な原因があると思いますが、座っているだけの方でも座る姿勢が悪いと骨盤や腰が歪んで背骨が歪んで肩こりになったりします。
腕は肩の部分で身体と繋がっていますので、手指や腕をよく使う方も手指や腕の筋肉が緊張してなることも。
頭や首も肩と繋がっていますので、座り仕事の方は頭をよく動かしたり、頭を傾いたまま仕事をしたりしていると肩こりになったりします。
当院では、肩こりだけでも骨盤や腰や背骨や頭蓋骨や腕の歪みや制限を検査し施術します。
成長痛 オスグッド
膝の下辺りが痛く骨が盛り上がっている感じがし、膝を曲げたり正座をすると痛いし、走ると痛い。
10歳くらいから15歳くらいの子供さんがこのように訴えたら成長痛(オスグッド)を疑ってください。
成長痛(オスグッド)はスポーツをやっている子供がよく訴えてきます。
当店ではこの症状の学生さんが多く来られました。
膝の下の骨が部分的に剥離している可能性があります。
太ももの前側の筋肉が張り過ぎると起こる可能性があります。
太ももの前側の筋肉は膝蓋骨に付着します。
膝蓋骨の下側は靭帯によって頸骨と繋がっています。
太ももの前側の筋肉が緊張すると膝蓋骨を上側に引っ張ります。
そうすると膝蓋骨の下側の靭帯が引っ張られるのでその靭帯が付着している辺りの骨が剥離することがあります。
まずは整形外科病院でレントゲン検査をされた方が良いと思います。
当店では張っている太ももの前側の筋肉を緩め、その周りの筋肉の張りを緩め、骨盤や腰の歪みを施術してバランスを整えます。
当店では成長痛(オスグッド)は剥離骨折だと思っておりますので、2〜3ヶ月間は運動をやめてもらっています。
成長痛(オスグッド)の状態のまま運動を続けた学生さんが3年ぐらいずっと痛かったというお話を伺ったことがあります。悪化して手術した方もいらっしゃいます。
骨が落ち着いてから運動を再開していただいております。
野球肘
野球をやっていて肘に痛みがあるという場合です。
当店では野球をやっている学生さんを多く施術しております。野球肘の子供は多いです。
私自身も14歳の時に野球肘になり、今までに2回手術しました。高校生の時は思うように投げれなくて辛い思いをしました。
2回手術して肘の軟骨は全部削り取ってしまいましたので、お医者さんからは「もう本気で投げることはできないよ。投げたら今度は骨が削れることになるよ。」と言われました。
手術したお医者さんに「野球肘の痛みを感じたなら、その2年前から悪くなり始めてる可能性があるよ」と教えていただきました。
逆算すると私の場合は12歳から悪くなり始めたということになるのですが、その頃は投げることが好きで毎日たくさん投げていました。
その頃から悪くなり始めたのなら、成長できていない身体を酷使するのは良くないと思いました。
骨を覆っている軟骨は酷く損傷すると手術が必要になることがありますので、投球数制限、連投禁止、試合数の削減などを指導していくべきだと思います。
一般的に小学生は1週間に200球までの投球数に制限するのが良いと言われています。
予防策としては、定期的にしっかりと診断できる整形外科病院で検査を受けておいたほうが良いと思います。
痛みを感じる状態になってからでは手遅れの場合もありますので、毎年シーズンオフには検査を受けられることをお勧めします。
四国近辺で私のお勧めの病院は独立行政法人 国立病院機構 徳島病院のスポーツ整形外科が良いと思います。
徳島病院 スポーツ整形外科
住所:徳島県吉野川市鴨島町敷地1354
電話番号:0883-24-2161
https://www.hosp.go.jp/~tokusimahosp-nho/section/cnt0_000042.html
他の病院はレントゲンとMRIで検査しますが、徳島病院はレントゲンとCTで検査してくれます。
腕や脚などはMRIで撮影するよりCTのほうが鮮明に撮影できるそうで、画像を見ても素人の患者さんでも違いがわかるくらいです。
当店では肘の周りの筋肉をほぐしたり、関節の歪みを整えたりします。
肘が痛いと言っても野球をやるときは全身を使っていますので、骨盤や腰や背骨が歪んだりして、それが肘に影響したりします。
それらを施術してバランスを整えていきます。
日頃から腕の筋肉、肩や胸や背中の筋肉をほぐしたほうが予防になります。
※首都圏の方におすすめの先生はこちらです。
JCHO東京新宿メディカルセンター(旧 東京厚生年金病院)
住所:東京都新宿区津久戸町5-1
電話番号:03-3269-8111
整形外科 部長 柏口新二 先生
http://www.tkn-hosp.gr.jp/
http://www.tkn-hosp.gr.jp/shinryou-kakubumon/shinryou/seikei.html?tab=6
頭痛
- 頭を強打した
- 長時間のデスクワーク
- 育児
- 尻もちをついた
- 交通事故による怪我
- 縫い物をした
など
頭を強打すると脳を包んでいる硬膜というのが緊張して痛みを起こしたりします。
育児やデスクワークをしていると腕や肩や首の筋肉や筋膜が緊張します。筋膜は硬膜と繋がっていると言われていますので、硬膜が緊張して痛みを起こしたりします。
尻もちをつくと衝撃や歪みが骨盤や背骨を伝わって頭蓋骨までいき頭痛を起こしたりします。尻もちをついて後頭部を骨折した方もいらっしゃいます。
当店では骨盤から頭蓋骨まで検査して問題のある部分を施術します。脳脊髄液の流れが良くなるまで施術します。
交通事故、ムチウチ
交通事故に合うと全身が複雑に歪んでしまうことがあります。
後方からぶつけられた
横からぶつけられた
前方からぶつけられた
前方からぶつけた
事故のときの姿勢によっても怪我の仕方が変わってきます。
後ろからぶつけられた事故の瞬間、頭は後に動いた後、前に動きますので首を2か所痛めることがあります。
同時に背中も痛めることがあります。
前からの事故の瞬間、ブレーキを踏んだりしますので右足を痛めたり、骨盤が歪んだり腰を痛めたりします。
ハンドルやフロントガラスに胸や頭をぶつけて強打することもありますので、肋骨や背骨や首や頭蓋骨を怪我することがあります。
当店では足や骨盤や背骨や頭まで全身を検査して問題のある部分を施術します。